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DIARY

食品サンプル作り

ずいぶん前になるのですが、浅草に食品サンプル作りを体験できる場所があると知り行ってきました。

お店は1階が食品サンプルの売り場になっていて、さまざまなサンプルが売られています。
スパゲッティやお寿司のストラップ、生ハムのしおりなどなどが販売されています。
ここを見ているだけでもとってもたのしいです~!

サンプル作りの体験をする私たちは2階に案内されました。
すでに室内には体験者が15人ほどいました。
どんな人たちが来ているんだろうと思って周りを見ると、私たち以外は全員中学生でした。(修学旅行?)

若干の恥ずかしさを感じながら、体験スタートです。
ここで作れるのは天ぷら2種類と、レタス。水の入った水槽の中に溶かした蝋を流し入れ、
冷やすと固まる性質を利用して、形を作っていきます。
私たちはエビとカボチャの天ぷらを選びました。
中学生たちも全員エビの天ぷらを選んでました。

天ぷらの衣は、カップに入れた蝋を高めの位置からポタポタと落として作ります。
つくる人によって衣の具合がかわるんです!面白いですよね。
教えてくれた先生が、私のエビ天を見て「あなたのは繊細な衣!高級天ぷら1500円!」と
うれしいお言葉をくださいました。みなさんの作ったエビ天。連なるエビ天。

次はレタスづくりです。
水槽の中の水をくぐらせるとファーっとレタスのように蝋が伸びていきます。
帯状になったレタスをくるくると丸めれば、レタスの完成です。
この蝋が伸びる瞬間は感動的でした。

現在、蝋でつくられた食品サンプルがお店で飾られるはほとんどないんだそうです。
照明で蝋が溶けてしまうため、いまは樹脂などの素材が使われていると先生が言っていました。

天ぷらを長いこと眺めていたせいで、体験が終わった時には私たちの口の中は完全に天ぷらでした。
どうしても天ぷらが食べたくて、うろうろと蕎麦屋を探しました。
入ってた蕎麦屋で、私たちみたいな人たくさんいるんだろうなあと話しながら天ぷらそばを食べて帰りました。

作った食品サンプルは、悩んだ末に玄関に飾ることにしました。
ほかに置き場所おもいつきませんでした。しまってしまうのはもったいないし、一応しっくりきています。誰かが家に遊びにきて、「なにこれ!」と突っ込んでもらえることを期待したいです。

ながい


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